新車で買うメリット、中古車で買うメリットは？

2020年5月16日

車を購入するときに新車で買うか中古で買うかを悩む人も多いと思います。そんなときの一助になればと、車を新車で買うときのメリットと中古で購入するメリットをそれぞれ挙げてみました。

今悩んでる人、今後購入を悩んでいる人は是非この記事を読んでみてください。

新車を買うメリット

まずは新車を購入するメリットを挙げていきたいと思います。

・新品である

当たり前ですが、新車を購入する一番のメリットは新品であることです。見知らぬ他人が所有したことがないという精神的なメリットもそうですが、機械製品として一番のメリットは「過去に無茶な使われ方をしていない」ことが明らかなことです。

機械製品は消耗品です。例えばサーキットで走りこんでいた、大きな事故を起こしていたなど大きくダメージの残るような使われ方をしていると予想外の部品が壊れたり走行性能に支障が出たりする可能性もあります。そういったトラブルを防げるのは新車購入の強みです。

・最新装備の車に乗れる

技術は日々進歩しています。軽量化やパワートレインの高効率化による燃費向上、数々の安全装備など日進月歩で進化している技術はいくらでもあります。そういった最新装備の備えた車に乗るには新車で購入するのがベストです。（その車の販売開始年、改良年にもよりますが）。特に自動ブレーキの発展は目覚ましく、こういった装備を望むなら最新の車を選択するべきです。

各社の自動ブレーキを方式ごとに整理して比較する【2020年版:国産車】

・メーカー保証が受けられる

一番のメリットはこれです。工業製品である限り100％不具合がないことはありません。どこかが想定外の壊れ方をする可能性はどのメーカーでもありえます。品質の良いとされる国内メーカーでも例外ではありません。

新車であれば一般保証が3年もしくは6万km、特別保証が5年または10万kmのメーカー保証が受けられます。前者はクルマを構成する部品（消耗品・油脂類等を除く）、後者は走行性能・安全性能・環境性能に関わる重要部品になります。また有償での延長保証も可能です。

中古車を購入しても有償で保証はつけられたりもしますが、サービスや部品供給の面で劣っていたり免責金額が設定されていたりと、メーカー保証より劣るのがほとんどです。よって故障リスクを最小限に抑えたいのであれば新車購入が無難です。

・ランニングコストが安い

ここで言うランニングコストとは、主に消耗品のことです。タイヤ、ブレーキパッド、ワイパー、各ゴム系部品・・・。走行や経年劣化によって消耗、劣化する部品は数多くあります。また車種によってはエコカー減税が受けられたり、燃費が旧世代の車よりよくガソリン代が節約できたりもします。

新車と中古車の価格差を埋めることは難しいことが多いとは思います。しかし定期的に出ていく費用が減ることによって、急な大きい出費を減らし資金運用の計画が立てやすいのはメリットになります。

・好みのオプションがついた車、好きな色の車が手に入る

メーカーオプションは新車購入時にしか取り付けることができません。例えばサンルーフや自動ブレーキシステム、LEDヘッドライトなど。そういったオプションは自分好みに後から取り付けることができません。またボディカラーもそうですね。中古車を好みの色に再塗装するには大きな出費を要します。そういったオプションを自分好みに取り付けることができるのは、新車購入の大きなメリットになります。