軽自動車で十分?軽自動車を選ぶメリット、デメリットは?
最近は軽自動車の快適性も昔に比べて大幅に上がり軽自動車をセカンドカーに選ぶ人も以前より増えてきました。
軽自動車を選ぶメリットとデメリットをまとめました。
軽自動車を選ぶメリット
手頃な価格
軽自動車は価格が比較的安いです。理由としては競争が激しいこと。似たような車が乱立する中で価格に対する消費者の意識は敏感です。200万円オーバーの軽自動車も珍しくなくなったとは言え、装備内容を考えるとまだまだ価格優位性は十分にあります。
燃費が良い
軽自動車は、車重が軽くエンジン排気量が小さいため、基本的には燃費が優れています。
ただしN-BOXを始めとするスーパーハイト系と呼ばれる人気のジャンルは車体も重く空気抵抗も大きいので、普通車より燃費が悪い傾向にあり燃費の優位性はあるとは言えません。
また動力不足のためにターボモデルを選択するとやはり燃費はそれなりになります。
税金が安い
自動車税や自動車重量税などの税金が少なく、軽自動車の税金は比較的安いです。軽自動車を選択する1番のメリットになります。自動車税は10800円/年と普通車の半額以下です。
駐車場が使いやすい
車体がコンパクトなため、駐車場のスペースを取りにくい点があります。横方向も規制で決まっているので、スペースが確保され国内の狭い駐車場でも乗り降りしやすいです。
スペース都合で軽自動車専用となっているスペースを利用できるメリットもあります。
運転がしやすい
車体が小さいため、操作がしやすく、運転初心者でも取り回しやすいです。
車体が小さいだけでなく窓やミラーを大きく確保されている車種も多いです。これも運転のしやすさを確保するには大きなメリットになります。
軽自動車を選ぶデメリット
室内スペースが狭い
一般的な車に比べて室内スペースが狭く、窮屈に感じることがあります。横方向は顕著です。ただし最近の軽自動車は後部座席の足元を広く取った車も多く、その場合は普通車より非常に広いスペースが確保されており、その限りではないです。
荷物の積載スペースが少ない
軽自動車は、車体が小さいためトランクのスペースが少なく、大きな荷物を積載するのが難しいことがあります。座席を倒して荷室を確保するか人を乗せるかの二択を迫られる事が多いです。
高速道路走行に不向き(遠出に向かない)
エンジンのパワーが小さいため、高速道路での走行時には加速が遅く、坂道でも非力感を感じます。
ターボモデルでも得意なのは80km/h程度まで。それ以上の速度域ではかなり加速力が鈍るので追い越し等での中間加速も苦手です。最近増えてきた120km/h制限の道路には快適性を考えるとほぼ対応してないと思った方が良いでしょう。
また街乗りを優先したハンドリングのセッティングとなっており、高速走行時の直進安定性は不足したモデルも多いです。シート形状も乗り降りを優先しホールド性の低いものが多いです。これらは長距離走行時は疲労に繋がります。
安全性が低い
一般的な車よりも車体が小さいため、衝突時の安全性が低いことがあります。安全性は昔の軽より高くなって来たとは言え、どんなに技術が進歩しようとクラッシャブルゾーンが多い方が当然有利であり、対車の事故では重い方が有利です。特にサイド方向は全幅が規制されてるので、かなりギリギリの設定になります。
とは言えコンパクトカーも車重や大きさとしては似たようなレベルであり、安全性を考えて軽自動車ではなく普通車のコンパクトカーを選ぶことを勧めるほどの差はないでしょう。軽の安全性を危惧するならせめて2Lクラスのミドルサイズの車に乗っておいた方がが良いです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません