MTが運転できる普通自動車免許を取る5つのメリット

2021年4月1日

近年では自動車免許を取得する人の大半がAT限定免許で取得しています。また販売される新車もほとんどがAT車で、MT車はほとんどありません。

新車で購入できるMT車【2021年版:国産車編】

新車で購入できるMT車【2021年版:海外メーカー編】

それでも今、敢えてMTで免許を取得する理由はあります。その理由を挙げてみます。これから免許を取ろうと考えている人は是非参考にしてください。

MTが運転可能な免許を取る5つのメリット

MT設定しかない車が運転できる

スポーツカーの中にはMT車しか選べない車もあります。最近はかなり珍しいですが、ホンダのS2000やシビックTypeRは代表的なMT車しか設定がない車ですね。そういった車に乗るにはAT限定免許ではダメです。

ATより安いMT設定車を選べる

基本的にMT車とAT車の両方の設定があった場合はMT車の方が安いです。使う部品の価格が安いため当然ですね。最近は同じ価格設定となっている場合もありますが。

車種によっては購入費用が安くなる場合があるのはメリットだと思います。

歳をとった時にMT車で事故防止

MT車に乗ることによって主に踏み間違い事故を防止することが出来ます。MT車は半クラッチ状態で発進するからです。極低速はクラッチの繋がり具合で調整するため、万が一アクセルとブレーキを踏み間違えたとしてもエンジンが空ぶかしをするだけで済みます。

欧州でレンタカーを借りる時に助かる

欧州ではMT車がまだまだ普及率が高く、レンタMT車がかなり多いです。レンタカーを借りる際にはわざわざAT車を探す必要があります。その考慮をしなくても良いのはMTが運転できる利点です。

アンチエイジングに効果あり

歳をとった時の事故防止にと少し被りますが、MTの車に乗ると脳が活性化するという研究報告例があります。二輪のアンチエイジングを研究したヤマハ発動機と東北大学の共同研究の中で4輪MT車も比較対象として挙げられており、4輪AT車より脳を使うことが明らかになっています。

週に何度か継続的に乗ると効果的のようです。

まとめ

MT車が運転出来ることの利点を5点ほど挙げてみました。日本ではAT車が販売の大部分を占めており、MT車が運転できないことで日常生活で困ることはほぼないと言えます。

しかし当然、運転できることにメリットも存在します。車好きなら取っておいて損はないと言えると思います。

また健康寿命を気にする人は敢えて普通自動車免許をAT限定とせずMT車に乗るのも良いかと思います。