【初心者必見】乗用車を細かく分類してみた【車選び】

2020年8月6日

車を初めて買う人にとって、どういう車を購入したらいいのか悩む人も多いと思います。この記事ではボディ形状事に車を分類。さらに現在のラインナップからその中でも使われ方、キャラクター毎に簡単に整理してみました。

コンパクトハッチバック

各社がエントリークラスとして用意するジャンルです。5人乗りで小さいトランクを付けたハッチバックタイプが基本で、全長が短く横幅も小さいため取り回しが良いのが特徴です。全長4m以下のハッチバックスタイルの車ははこの分類で良いと思います。

燃費も良く維持費も抑えられるため、初心者に最もオススメしやすいジャンルの車です。後部座席は小さい車が多く、あまり多人数乗車には適していませんし、多人数での長距離移動も辛いところです。フロントシートに二人乗りであれば、荷物を満載にした長距離ドライブ旅行なども問題なくこなせると思います。

トヨタ ヤリス、スズキ スイフトなど

・ファミリー向けコンパクト

コンパクトカーの中でも室内が広めに設計されており、後部座席がしっかり使えるためファミリー用途にも対応できます。後部座席に人を乗せる機会が多いながらもコンパクトカーを検討しているなら、こちらのクラスがよいと思います。

ホンダ　フィット、日産ノートなど

・トールコンパクト

背が高く設計されており、車内での移動や着替え、子供の世話などマルチに使えるのが特徴です。スライドドアを備えている場合もあります。背が高いため走行安定性は他のコンパクトカーに劣りますが、使い勝手に関しては飛び抜けて優秀でファミリー層に売れているジャンルです。

スズキソリオ、トヨタ ルーミーなど

ハッチバック

コンパクトカー同様のハッチバックスタイルですが、室内や荷室が広くなっています。その分ボディも大きく取り回しはコンパクトカーには劣ります。マルチに使え、欧州などでは最も主流のジャンルです。

フォルクスワーゲン ゴルフ、トヨタ カローラスポーツ、スバル　インプレッサなど

ステーションワゴン

ハッチバックスタイルの車ですが、荷室スペースが特に大きい車をステーションワゴンと呼びます。全長が4.4m～4.5mを超えてくるとステーションワゴンと分類して良いと思います。荷物を大量に積むことができますが、背も低いため走行性能の犠牲も最低限に済みます。SUV人気に押されラインナップは減っていますが根強いファンも残っています。

スバル レヴォーグ、ホンダ　シャトルなど

セダン

教習所でもお馴染みのオーソドックスなスタイルの車のジャンルです。ただし室内静粛性も高く、ボディ剛性も高いため侮れないジャンルです。

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トヨタ クラウン、日産 ティアナなど

ミニバン

6人以上の多人数が乗車可能な箱型乗用車のジャンルです。家族で乗っても荷物を載せる余裕も取れ、ボディ形状もスクエアで狭い日本でも扱いやすいことから非常に売れているジャンルです。

トヨタ ノア、ホンダ ステップワゴンなど

・コンパクトミニバン

全長が4m少々と小さいながらも6～7人乗車可能なミニバンです。3列シートは実質緊急用程度の実用性しかありませんが、いざと言う時に便利な車です。ボディサイズもコンパクトで取り回しもかなり良く人気があります。

・トヨタ シエンタ、ホンダ フリードなど

・ロールーフミニバン

多人数乗車可能なミニバンの中でも背が低く乗用車スタイルなミニバンです。ミニバンの中では走行性能は高くステーションワゴン的な使い方もできるミニバンです。ただスライドドアが採用されていない場合も多く、スライドドア至上主義の国内はミニバン市場では消えつつあります。スライドドアに拘らないのであれば個人的にはオススメしたいジャンルです。

トヨタ プリウスα、ホンダ ジェイドなど

SUV

スポーツ ユーティリティ ビークルの略で多目的に使える車高が高められた車を指します。元々は悪路を走れるように車高が高く設計されていた車のジャンルですが、最近はファッション性を目的としオンロードの走行性能に主眼を置いた車も多いです。近年、世界中で大ヒットしているジャンルです。

トヨタ RAV4、三菱 エクリプスクロスなど

・クロスオーバーSUV

定義が曖昧ですが、ここではSUVの中でも一般的な乗用車に大径タイヤを履かせたりオーバーフェンダーを取り付けたりしてSUV風のスタイルに変更したジャンルの車を紹介します。車高はほとんどベース車と変わらないため悪路走行性能が向上したわけではないですが、オンロードの走行性能の犠牲を最小限にしSUVスタイルを手に入れることができるのはこのジャンルの大きな魅力です。

トヨタ アクアクロスオーバー、スバル　クロスオーバー７など

・クロカン車

SUVの中でもハシゴ状のラダーフレームを備え悪路の走行性能に特化したモデルです。本格的な4駆性能を備え耐久性にも優れた車のジャンルですが、重いボディはオンロードでの走行性能を大幅に下げます。国内ではほとんど無用の長物となっているのが現状ですが、山岳地帯や北海道などでまだ需要があります。

トヨタ ランドクルーザー、スズキ ジムニーなど

クーペ

2ドアスタイルの車を指します。2人または4人乗りがほとんどで移住性よりもスタイルやスポーツ性能が重視されたジャンルです。

トヨタ 86、日産 フェアレディZなど

オープン

屋根のないボディは唯一無二の存在です。走っているときの爽快感は他の車のジャンルでは体験できません。その特徴からもワインディングを楽しめるスポーツ走行が得意な車が多いです。

マツダ ロードスター、ダイハツ コペンなど

まとめ

ジャンルごとに車とその特徴を分類してみました。

車選びの参考になればと思います。

車雑談

Posted by 管理人