任意保険に入らないとどうなる?任意だからと入らないと痛い目に合うことも…

2020年10月7日

自動車にかける保険には2種類あるのは皆さん、ご存知だと思います。

1つが自賠責保険(強制保険)これは法律上、加入することが必須となっており車検のある車両だと車検と一緒に更新したりします。

自賠責保険は事故を起こし、相手に怪我をさせてしまった時に使える保険です。死亡時には最大で3000万円、後遺症が残る怪我を負わせてしまった場合には4000万円まで補償することができます。

一方、この保険は物損の補償に対して使うことができません。また、人に対する補償も限度額が決まっているために全て賄うことが出来ない場合も出てきます。

そこで重要になってくるのが、民間の保険会社が独自に展開している自動車保険です。俗に言う任意保険というやつです。

任意保険は物損に対する補償や怪我への補償、また自分自身への怪我の補償、車両の補償なども行える保険です。さらに様々な特約があり、日常の怪我の補償や弁護士費用、旅行先からの帰省費用など様々なニーズに合わせて細かく補償を付けることが可能です。

任意保険に入らないとどうなる?

先程述べたように、任意保険に入らないことで1番のリスクとなるのが物損に対する補償です。

例えば信号待ちで停車中の他人の車に追突してしまった場合は、相手の過失が0なので相手の車も含めて修理費用は全てぶつけたこちら側が支払うことになります。保険で補償できなければ、軽く凹ませたとしても普通の車でも10~60万程度、それを2台分支払うことになります。

また、信号機やガードレールなどにぶつけてしまった場合、数十万~数百万という修理費用を請求される場合があります。

さらに怖いのがトラックなどへの事故です。積荷が破損した場合はその費用、トラックが修理で使えない時間の損失等々、修理費用だけでない損害を支払わなければならない可能性があります。

自分の知人も保険の更新を忘れてしまい、トラックにぶつけて300万円ほど請求され自腹で払わなければならない事になった人がいました。

相手が悪ければ数千万という金額も有り得ます。こうなっては自己破産する他なく、普通の人生を歩んでいくのは厳しいでしょう。

そういったリスクに備えるためにも任意保険には必ず加入することをオススメします。

任意保険でオススメは?保険料節約術

·ダイレクト型自動車保険にする

保険料を安く済ませたいのではあれば、ネットで入れるダイレクト型の自動車保険がオススメです。店舗を持たないため人件費などが少なく、一般的な自動車保険より割安になっています。

また、補償内容も大きく劣るという訳ではなく十分な補償を付けることが可能です。

デメリットとしてはしっかりと自分で考えて自分に合わせた補償プランを構築しなければならないことです。相談窓口等はありますが、店舗型のようにその場で担当と相談しながら補償内容を決めていくことはできません。

·補償内容を適切に設定する

また、補償内容の中身でも幾らか保険料を安くすることはできます。

基本的に保険は商品なので手厚くするほど損をします(顧客が得をする保険料の設定だと保険会社が潰れてしまう)。なので自分に必要な補償だけを見極めて最適なプランにすることが保険料の節約になります。

対人、対物の補償はどんな物や人と事故を起こすかわからないので無制限をオススメしますが、例えば怪我の補償などは十分な貯蓄があれば補償がなくても対応可能です。

収入や貯金が少ない人ほど、補償は手厚くすることをオススメします。

·保険料の安い車に乗る

自動車保険は、車種によって算出される保険料が異なります。事故の多い車種ほど保険料が上がりやすい傾向があります。

例えば、スポーツカーは保険料が高いです。スポーツカーに乗る人は運転が荒く事故を起こしやすい人が多いためです。

とは言え、スポーツカーが事故を起こしやすい訳ではありません。つまり個人視点で考えると、保険料が高い車に乗るからと言って事故を起こす確率が上がる訳では無いので、保険料の高い車種に乗ることは一方的に損をすることになります。

できるだけ保険料の安い車を選択するというのも、保険料を安くする手段の1つです。ボディタイプで言うとプリウスを除くセダンは大人しく事故なく乗っている人が多く、安い傾向があります。

まとめ

自動車保険の必要性と選び方について簡単にまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

車雑談

Posted by 管理人