愛車を盗難から守れ！今すぐやるべき盗難対策！
SNSでは連日のように愛車の盗難被害の報告が上がっています。古いスポーツカーは価値が世界中で高騰しセキュリティも甘いため窃盗団の格好のターゲットとなっています。
また、スポーツカーだけでなくランドクルーザーといった海外で人気のある高級車、新興国で人気の高いハイブリッドカーなど普通の人が乗るような車も自動車窃盗団の標的になっています。
日本車の中古車は全般的に世界で人気があり、スポーツカーに乗ってないからと言っても決して他人事ではないのが現実です。
そんな大切な車の盗難被害から愛車を守るための方法をまとめました。
完璧な対策はない！しかし盗まれる確率を1%でも下げることが大事
車は移動手段である以上、持っていこうと思えばどうにでもなります。よって100%安心できる盗難対策はありません。
しかし盗難対策を行うことで、盗難対策を解除する時間を遅らせることができます。また諦めて他の盗難しやすそうな同一車種を狙うかもしれません。
盗難される、されない時の状況の差は僅かでも結果は正反対です。その僅かな差が天と地程の結果の違いを生み出します。よって盗難対策を行うことにより少しでも愛車が盗難される確率を下げることが、愛車を守る上でとても重要です。
これくらいはやっておこう。基本的な盗難対策
・エンジンをかけっぱなしにして車を離れない
当たり前です。しかし盗難件数としては非常に多いパターンだそうです。この場合ドライバーにも明確な非があるため車両保険も適用されません。盗難対策の基本は忠実にまもりましょう
・金属ケースに鍵を保管
最近のは車にはイモビライザーというシステムがついています。簡単に言うとパスワードのようなもので正規の鍵でないと車はエンジンを始動しません。しかし、この電波は車の鍵から常に出ています。それを特殊な機械で中継し増幅することで車を始動させてしまう「リレーアタック」という盗難方法が流行っています。
これを防ぐには電波を遮断できる金属製の容器に鍵を入れておくことが効果的です。家でも手軽にできるので必ずやるべき対策と言えます。
外出先などでも車の鍵はポケットではなく金属製のキーケースに入れるようにしておくと安心です。
ただイモビライザーの非搭載の古い車などは、この対策は不要です。
・ハンドルロックを取り付ける
定番で手軽な防犯対策の1つです。これを取り付けたままだとハンドルを回すことができないので自走での盗難防止に効果があります。
ハンドルを切り取ることで解除は可能ですが、工具が必要なのと多少は時間が稼げるので手軽な対策ですが効果はあります。
・SNSに自宅の画像をアップロードしない
自宅の車庫の画像をTwitterやインスタなどにアップロードしてる人、多いですよね。これも車の窃盗団からすると窃盗のヒントになります。自宅の画像だけでは難しくとも他の呟きの情報を合わせることで自宅の割り出しはそう難しくはありません。
自宅を割り出されないためにも、家の外観を写さないようにするなどの対策はしておいた方が良いです。
盗難されやすい車種にはさらなる対策を！
盗難リスクがさらに高い車は、さらに強固な盗難対策をしておいた方が良いです。ランドクルーザー、ハイエース、高騰しているスポーツカーやスーパーカーなどが該当します。その方法をいくか紹介します。
・タイヤロック
毎回の解除にハンドルロックより手間はかかりますが、簡単に破壊できないためハンドルロックより強力な盗難防止効果が望めます。自走での盗難はほぼ防げると言って良いと思います。
・ガレージに保管する
予め狙った盗難ではなく、市中を物色中に発見した獲物を盗むパターンまで少なくありません。そういった窃盗団に愛車を見せないことは非常に有効ですし、物理的にも破壊しづらいため盗難リスクはかなり下がります。
駐車場事情は人それぞれなので難しい場合も多いと思いますが、新しく家を建てる機会があれば検討しておいた方がよいと思います。
・ココセコムなどのセキュリティサービスに加入する
このようなサービスではGPS発信機を車内に仕込むことにより、盗まれたあとも追跡できます。また勝手に愛車の位置情報が動いた際に通報してくれるサービスもあります。ジャミング機械により無効化されてしまう場合もありますが、盗難された後の発見確率を上げてくれるサービスです。特に盗まれやすい車に乗っていて、ガレージ保管が難しい場合は、保険として入っておいて損は無いと思います。
まとめ
今回は盗難対策についてまとめました。もちろん上記の対策を全てやったからと言って100%被害が防げる訳ではないです。とは言え、何もしないよりは随分とマシになります。
このような対策で少しでも盗難される確率を減らすことは非常に大切です。適切な盗難対策で愛車を盗難被害から守ってください。