免許取り立て初心者ライダーがツーリングで気をつけるべきこと
バイクの免許を取ったら早速行きたくなるのがツーリング。しかしバイクは車に比べてリスクの高い乗り物で、初心者には危険なことが多いのも事実。
そんな免許取り立ての初心者ライダーがツーリングに行く際に気をつけるべきことを挙げてみました。
走行経路は事前に予習しておく
完璧に覚える必要はないですが、どの辺のどんな道を走る予定なのかは事前にチェックしておくことをオススメします。
事前にどのようなルートを走るのかはイメージできているだけで心の余裕が生まれ、事故を防ぐことにも繋がります。
また初心者のうちはナビを使っていても道を間違えることはよくあります。道を間違えたとしても、大まかに自分がどの辺を走っているかを常に把握しておけば、道を間違えた時も慌てずに済みます。
最も危険なのは道を間違えて慌ててその場でUターンすることです。慌てると走行中の他の車を見落とすリスクもあがり、事故に繋がる可能性もあります。そんなことにならないように、道を間違えた時も落ち着いて事前に大まかにどんな道を走るのかは頭に入れておくと良いと思います。
寒さ対策をしておく。1枚余分に用意すると良い
バイクツーリングスポットの定番といえば走ってて気持ちの良い高原地帯や峠などです。そのような場所は意外と寒いもの。ちょうど良い服装+中に着れる服を1枚余分に用意しておくことをオススメします。
また夏場でも日が暮れると気温が下がります。都市部ではあまりそういうことはないですが、郊外だと案外下がります。そういった場合にも1枚着る服があると助かります。
バイクは風をダイレクトに受けるため体感温度は意外と下がります。私自身もあまりにも寒くてツーリング先のユニ○ロで服を買い足したことが何度かあります。
なおカッパなどの雨具があればそれを防寒着代わりにすることもできます。
ガソリンは早めの給油を心がける。日曜日は特に注意
何故ならツーリング先は山間部が多いため、ガソリンスタンドが少ないからです。エンプティマークがついてから給油しようとしたけど、見つからずガス欠…なんてトラブルはよくあります。早め早めの給油を心がけるのが無難です。
また、日曜日は休みのガソリンスタンドが多いのも地方の特徴です。特に日曜日のツーリングは給油タイミングには注意してください。
走行中も後方に気をつける。後ろから速い車やバイクが来ても慌てない
走行中、前だけを見て走っていれば良いものではないです。常に周囲に気を配ることでトラブルや異変に気づきやすくなります。
特にマイペースに走っていると、後ろから速いバイクや車に追いつかれることはよくあります。そんなときは追い越しやすい場所で慌てずウィンカーを出して速度を落として譲ると良いです。
「制限速度で走っている自分は悪くない。絶対譲らない!」と意地を張る人も多いですが、余計なトラブルに巻きこまれ兼ねません。どれだけ執拗に煽られようと、さっと譲るとトラブルなく済むことが多いです。
一番良くないのは速い車両に追いつかれて焦ってスピードを上げること。自分の力量以上に速度を上げることは事故に繋がります。
前のバイクに頑張ってついて行かない
他人とツーリングに行くなら、最も大事なことかもしれません。前のバイクに無理について行こうとして事故に合うケースが初心者ライダーでは非常に多いです。
よく自動車レースの車で「前の車が曲がれたなら同じスピードで曲がれるハズ!」なんて台詞を見ますが、バイクに限っては絶対にそんなことはありません。
バイクは車種によっても技量によってもコーナーを曲がれる限界速度は全く違います。車も同じように違いますが、バイクは初心者はかなり低速でも技量によっては簡単に破綻したりします。
当然、ツーリングを先導するベテランライダーが初心者でも無理なく走れるペースで先導すべきなのですが、それができない人も多いですし、インカムがないと無理なくついてきているのか必死についてきているのかもわからない場合もあります。
ライダー各々が無理をしない速度での運転を心がけることが何よりも大事です。
まとめ
初心者ライダーがツーリングに行く際に気をつけたいことをいくつかピックアップしてみました。
事前の準備はしっかりしておくと当日に焦ることがなくなります。
また事故を防ぐにはとにかく焦らないこと、技量以上にスピードを出さないことが非常に重要です。
これはベテランライダーも同じなのですが、やはり初心者が陥りやすい状態のように思います。
是非こういったことに気をつけてツーリングを楽しんでください。
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