少人数家族でもミニバン？日本でミニバンが人気な3つの理由
日本で走っていると、どこを見渡してもミニバンだらけです。スーパーの駐車場、レジャー施設、職場の駐車場、どこに行ってもミニバンを見かけない日はないほど、ミニバンは大人気です。ここまでミニバンを見かける国は他にそうありません。ニュージーランドは多かったりしますが。以前の記事でミニバン(特にノア三兄弟)の販売台数が凄いことについて言及したことがあります。それほどに日本はミニバンが売れるミニバン帝国となっています。なぜ日本ではここまでミニバンが売れるのでしょうか。
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大は小を兼ねる
ミニバンは一般的な乗用車よりも大勢の人や多くの荷物を乗せることができます。
例えば、遊びに行く時に家族以外にも友人を乗せたり帰省のときに親戚を乗せたり、子供の友達を乗せたりと大人数乗りたい機会はよくあると思います。
また荷物を載せる時も車体が大きいミニバンは有利ですね。5人乗車しても3列目を潰してたくさんの荷物を乗せることができます。家族で旅行に行く時にも便利ですね。
このようにミニバンはいざというときの需要に合わせて対応できる便利な車です。
狭い国内でも運転しやすい
運転してみるとわかるのですが、意外とミニバンは運転しやすい車種が多いです。理由は2つあります。
1つは車高が高いため見晴らしが良いこと。遠くまで見渡せるので周囲の交通情報を把握しやすいです。狭く周囲に車が多い国内では重宝します。車の付近は死角が増えてしまうのは難点ですが、公道を走る分には問題ありません。
2つ目はスクエアなボディ形状の車が多いこと。これは車種にも依りますが、ボディサイズを最大限活かすためにスクエアなボディを持つ車が多いです。車両感覚が掴みやすいと狭い場所でも運転しやすくなります。5ナンバーサイズに収まるノアやセレナであれば横幅も狭く、特に国内の運転に向いています。
スライドドアが便利
スライドドアの便利さは1度体感するとなかなか手放せないものがあります。狭い駐車場でもフルオープンが可能で、乗り降りで気を使うことはありません。狭い駐車場が多い日本で威力を発揮します。お子さんのいる家庭などでは重宝しますね。
また最近は、電動スライドドア装備が当たり前になりました。そのため荷物を抱えながらでもワンタッチでオープンが可能ですし、運転席から遠隔操作もできます。ますますスライドドアの便利さを向上させています。
まとめ
このようにミニバンは色々な面で国内事情にマッチした車です。狭い日本でも使いやすいようにするメーカーの努力のおかげで大ヒットするジャンルとなりました。今後もミニバンの人気は衰えることなく継続すると思われます。