子育て世代にオススメしたい格安中古ミニバン

子育て世代において便利な車がミニバンです。ボディサイズが大きく何かと荷物が増えがちな子育て世代にピッタリな上に、スライドドアを備えており子供の乗せ下し、乗り降りもしやすい設計となっています。

しかし子育てには何かとお金がかかるもの。

そんな時に是非中古でオススメしたい割安な車を挙げます。

今回はスライドドアを装備している車限定でピックアップしてみました。

3人〜4人家族向け小型ミニバン

基本的には使用するのは2列目まで。3列目はエマージェンシーに割り切ったミニバンをピックアップします。

ホンダ フリード(初代)

ホンダ フリード by User3204 licence:CC BY-SA 4.0

モビリオの後継モデルとなるコンパクトミニバンです。

販売台数も非常に多かったため、中古ミニバン市場では最安クラスと言って良いレベルの車です。しかしパッケージングは非常に優秀。運転しやすいボディサイズながら、それなりに仕える3列目シートを備え、フィットなどにも採用される高効率な1.5Lエンジンを搭載しており燃費もそれほど悪くないです。

トランスミッションに不具合の出やすいモビリオとは異なり、こちらは一般的なトルコン+CVTになっています。

3列目を倒せば大きい荷室が広がるため、子供が小さいうちは必要十分な積載量を確保しています。割り切るならば2列仕様となるアウトドア向けのフリードスパイクやノーマルフリードの3列目レス仕様のフレックスも悪くない選択肢です。

オススメだと思うのは割安なガソリンモデルです。ハイブリッドモデルはエンジンの軸にモーターが直列で接続されたパラレル式のIMA。最新のHEV車に比べると燃費や動力性能で見劣りします。ガソリンモデルでも必要十分な動力性能と燃費性能を備えているため、わざわざHEVモデルを選ばなくても良いと思います。

マツダ プレマシー(3代目)/日産 ラフェスタハイウェイスター

マツダ プレマシー 

低い全高とスライドドアを備えたマツダのコンパクトミニバンです。スライドドア搭載モデルの中でも運動性能が高く、走りに降ったモデルです。

この時代のマツダの車はリセールが悪く、かなり割安に買うことができます。とは言えスライドドアを備え実用性は決して低くなく、3列目を倒せばステーションワゴン的な使い方のできる大きめのラゲッジを備えています。

比較的排気量もあり、高速走行時の安定性が高いため、高速道路を使った遠出が多いような使い方にも合っています。

2013年に行われたマイナーチェンジでスカイアクティブテクノロジーが搭載され、エンジンがより高効率になりトランスミッションも改良されました。後期モデルでも十分な市場台数があるため、そちらがオススメです。

トヨタ ポルテ(2代目)/スペイド

トヨタ ポルテ by Mytho88 licence:CC BY-SA 3.0
トヨタ スペイド by Tokumeigakarinoaoshima licence:CC BY-SA 4.0

コンパクトな車体に大型のスライドドアを備えたコンパクトカーです。ミニバンではないですがスライドドアを備え子育てには向いているのでピックアップしました。

ポルテが温和な顔つきに対し、姉妹車のスペイドはグリルも大きく男性向けっぽいデザインになっています。

助手席を畳むことにより、後部座席への乗り込みや運転席と後部座席との行き来もラクな設計となっており、車内空間も高さには余裕を持たせて作られており、後部座席に子供を乗せたときの使い勝手が良いです。

コンパクトカーとしては燃費はあまり良くなく、少し独特なデザインからか人気もあまり高くないですが、子育て需要に特化した車です。特に子供が小さいうちは重宝するモデルかと思います。

エンジンは1.3Lと1.5Lがラインナップされていますが、街乗り専用でなければ車体が大きく重いため、1.5Lモデルが良いと思います。

トヨタ アイシス

トヨタ アイシス

かつてロールーフミニバンブームでトップを走っていたウィッシュをベースに作られたトヨタのミニバンで、比較的コンパクトな車体にスライドドアを備えています。助手席側はピラーレスになっており、乗り降りしやすいのが特徴です。

運転しやすいボディサイズで、スペアタイヤは吊り下げ式たし3列目は床下収納式となっているため、3列目使用時にも深さのある容量の大きなラゲッジが使えます。3列目やラゲッジの使い勝手だけならば似たサイズのプレマシーより上だと思います。

設計はかなり古いですが、最近まで生産されていたロングセラーモデルで比較的新しい玉が手に入るのも魅力です。

狙い目としては2009年に登場したバルブマチックを備えたZRエンジン搭載モデルです。

4〜6人家族向け大型ミニバン

3列目をしっかり使え、中古市場でも割安なミニバンを紹介します。2列目シートまでの使用時の荷物の積載量も多く家族での泊まりの旅行やキャンプにも向いているモデルです。

ホンダ ステップワゴン(4代目)

国内で最も人気が高いジャンルの5ナンバーミニバン。それに該当するホンダの定番モデルです。

7人もしくは8人がしっかり乗れるスペースを確保しながらも運転しやすいサイズに収まっており、人気が高いジャンルです。

この4代目ステップワゴンは5ナンバーサイズいっぱいの初代を彷彿させる比較的大きなボディが特徴です。スクエアな上にガラス面が大きく、操作系も軽いため非常に運転しやすい車です。エンジンはライバル同様2Lの自然吸気エンジンですが、思ったより軽快に走ります。

3列目は床下収納式を採用。収納時の使い勝手も良く、ファミリー用途にもアウトドアでもバランスよく使いやすいモデルです。

ライバルのノア系統に比べて割安ながらも車の出来栄えは良く、歴代ステップワゴンの中でも人気のモデルとなっています。

マツダ ビアンテ

プレマシーをベースに背を高くしたミニバンです。全幅が大きくボディサイズは3ナンバーとなりますが、車格はノア系統やステップワゴン、セレナと同じ5ナンバーサイズミニバンと同じ立ち位置になります。

デザインの奇抜さ、3列目が床下収納できず座面のポップアップ+ロングスライドのみというシートアレンジ性の悪さからライバルに対して人気は低く、中古市場でもお買い得なモデルとなっています。

3列目を多用する機会が多いなら、むしろ三列目の大きいビアンテは向いているモデルです。

プレマシー同様に2013年のマイナーチェンジでスカイアクティブテクノロジーが採用され、機関効率が大幅に良くなっています。よって選ぶならそれ以降の個体が良いと思います。

トヨタ エスティマ(3代目)

トヨタ エスティマ by User3204 licence:CC BY-SA 4.0

伝統のワンモーションフォルムが特徴のLクラスミニバンです。他のミニバンとは違ったデザインの魅力があります。

この3代目はメカニズム面も2代目を踏襲したキープコンセプトながらも3列目は床下収納式を採用。ラゲッジの使い勝手が良くなっています。ハイブリッドは金属ベルトCVTを使ったTHS-CからTHSⅡに変更され実燃費も良くなりました。

基本は2.4Lモデルとなりますが、280psの3.5Lモデルもラインナップ。

根強いファンがおり10年以上前売られたロングセラーモデルですが、アルファードやノア系統ほどの人気はなくお買い得感のあるモデルとなっています。ライバルにホンダのオデッセイが居ますが、設計こそ古いものの乗り心地や使い勝手の面でもエスティマの方が優秀だと思います。

日産 エルグランド(3代目)

日産エルグランド by Kazyakuruma licence:CC BY-SA 4.0

エルグランドは日産の最上級ミニバンです。先代のFRベースから一転、FFモデルとなったのがこの3代目エルグランドになります

伝統の押し出し感の強いフロントグリルと二段ライトがデザイン上の特徴です。エンジンは2.5L直4と3.5L V6をラインナップしています。

エスティマよりも3列目はしっかりとした作りで、3列目をガッツリ使いたい人にオススメしたいモデルです。

他のオススメミニバンよりは高価格帯のラインナップにはなりますが、ライバルのアルファードと比べて全高が低く、ブランド力の差もあり人気の低いモデルです。しかし内装はアルファードに引けを取らず豪華でありお買い得感能強いモデルとなっています。

まとめ

今回は特にお買い得感の強い8台のミニバンを挙げました。

もちろんリセールを考えれば中古ではなく新車を買う選択肢もあります。しかし乗り潰す前提なら中古車は非常にお買い得です。是非参考にしてみてください。

車雑談

Posted by 管理人