【新型車】トヨタ RAV4 PHEV発売 アウトランダーPHEVとの差は?【反応まとめ】
6月8日、トヨタRAV4の追加モデルRAV4 PHEVが発売されました。
RAV4ブランドの最上級モデル「RAV4 PHV」を本日発売!
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) June 8, 2020
高い基本性能をベースにプラグインハイブリッドシステム🔌の潜在能力を活かして、さらなる「Fun to Drive」を追求
詳しくはこちら https://t.co/iz52lsYfsj
#トヨタ #TOYOTA pic.twitter.com/7HritwRuce
タフ&ラフなRAV4に、さらに力強くなったPHVが登場!
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) June 8, 2020
RAV4×PHVという進化を遂げた一台に、毎日のエネルギーが熱く、強く満たされる。
▶詳しくはコチラ https://t.co/AGRKfIsDjW#トヨタ #toyota #RAV4PHV #RAV4 #SUV pic.twitter.com/GPOeib8Vfg
RAV4 PHEVは2019年のロサンゼルスモーターショーで発表されました。日本国内では夏に販売予定との噂もありましたが、急遽6月8日に発売が発表されました。
今回はRAV4 PHEVの概要とネットでの反応をまとめました。また、今回は直接のライバルとなるアウトランダーPHEVとの比較もしています。
新型の特徴は?
RAV4 PHVは通常のハイブリッドよりもフロントモーターとインバーターを高出力化しています。それらの出力を支える電力を確保するために大容量・高出力の新型リチウムイオンバッテリーを搭載し、システム最高出力は306psに達します。 0-90km/hは6.0s という俊足SUVです。
エンジン | 型式 | A25A-FXS |
---|---|---|
排気量 | (cc) | 2,487 |
最高出力 | (kW[PS]/rpm) | 130[177]/6,000 |
最大トルク | (N・m[kgf・m]/rpm) | 219[22.3]/3,600 |
フロントモーター | 型式 | 5NM |
最高出力 | (kW[PS]) | 134[182] |
最大トルク | (N・m[kgf・m]) | 270[27.5] |
リヤモーター(E-Four) | 型式 | 4NM |
最高出力 | (kW[PS]) | 40[54] |
最大トルク | (N・m[kgf・m]) | 121[12.3] |
システム最高出力 | (kW[PS]) | 225[306] |
駆動用バッテリー | 種類 | リチウムイオンバッテリー |
容量 | (Ah) | 51 |
総電圧 | (V) | 355.2 |
総電力量 | (kWh) | 18.1 |
エンジンはRAV4 HEVと共通ですが、先述のモーター強化によりシステム出力は218psから308psと約1.4倍にパワーアップしています。
このようにモーターの大トルクを走りに振った俊足SUVというコンセプトは初代ハリアーHEV&クルーガーHEVの再来といった印象です。


初代ハリアーHEV&クルーガーHEVは211psを発揮する3.3リッターV6エンジンに、167psのフロントモーターと68psのリアモーターを組み合わせます。それにより272psのシステム最高出力を発生することが可能でした。 また、出力だけでなく 10・15モード燃費は17.8km/ Lであり、燃費と走りを高い次元で両立した車でした。
今回発売されたRAV4 PHEVも同様に走りと環境性能を高いレベルで両立しています。RAV4 PHEVは充電状態でEV走行距離は95kmもの距離を走行可能です。近所の買い物程度ならEVモードだけで十分こなせてしまいます。またハイブリッド燃費は22.2km/Lを達成。ガソリンタンク容量も55Lを確保し、航続距離は1,300km以上になります。
また災害時やアウトドアにも使える最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備しています。バッテリーだけでなくエンジンを使えば、ガソリン満タン状態で3日程度電力の供給が可能です。
アウトランダーPHEVとの比較すると?
少し古いですが直接のライバルとなるであろうアウトランダーPHEVとスペックを比較してみます。
プラングインハイブリッドEVの『#アウトランダーPHEV』に「BLACK Edition」が新登場!
— 三菱自動車工業株式会社 (@MMCjpn) June 4, 2020
要所にブラックをアクセントカラーとして配した、上質でスポーティなエクステリアとインテリアが特徴です。 #三菱自動車https://t.co/ww80whfJOp pic.twitter.com/o0YulBMIoN
RAV4 PHV | アウトランダーPHEV | |
排気量(L) | 2.5 | 2.4 |
システム出力(ps) | 306 | 約190 |
バッテリー電力量(kWh) | 18.1 | 13.8 |
EV走行可能距離(km) | 95 | 57.6 |
WLTCモード燃費(km/L) | 22.2 | 16.4 |
乗車定員(人) | 5 | 5 |
重量(kg) | 1900 | 1900 |
全長(mm) | 4600 | 4695 |
全幅(mm) | 1855 | 1800 |
全高(mm) | 1690 | 1710 |
最小回転半径(m) | 5.5 | 5.3 |
かなりスペックは似通っていますが、バッテリー性能、システムおよびエンジンの効率では最新型だけあってRAV4が相当上だと思われます。燃費、出力の両面でRAV4が圧勝です。
取り回しに関しては横幅が小さく、最小回転半径も小さいアウトランダーが有利です。
価格は?
価格は469万円~539万円となります。RAV4 HEVの4WDが351.4万~の設定なので、単純に約100万円アップになります。
一方ライバルとなるアウトランダーPHEVが393.9万円〜となっており、こちらの方が少し割安感があります。 とりあえずPHEVのSUVが欲しいというのであれば、アウトランダーも十分選択肢に入ります。
ネットの反応
RAV4のPHEV版が出ましたね。
— UK(TOPDOG) (@UK_Topdog4) June 8, 2020
さてEVパイオニアの三菱、新型アウトランダーPHEVがぼちぼち控えてますが、ガチンコ勝負まったなし。
やっぱTOYOTAが売る事で市場は一気に拡がるし、ライバル出現は悪い事じゃない。個人的には今後に期待してます。 pic.twitter.com/TWBxiGnMam
電源取れる車としてアウトランダーPHEV良いなぁ、と思ってたけど、RAV4 PHVのバッテリー18kWhもあって加速も良くてさらに良さそう(デザインは好みでは無いけど…)。
— 藤本直明/FUJIMOTO Naoaki (@naokiring) June 8, 2020
RAV4 PHVによるアウトランダーPHEV駆逐が始まる。2つを比べてアウトランダーPHEVを買う理由がない。
— RS (@sek_165) June 8, 2020
今日、トヨタからRAV4のPHVモデルが追加販売されましたよね!
— yoshiっくま②🐻🐻 (@yoshi_kuma2) June 8, 2020
個人的には今回のRAV4は好印象なんだけど、同じ金額帯のアウトランダーPHEVが良いかなぁ。。。 pic.twitter.com/iKcBRrO3bY
やはりアウトランダーとの比較を意識する人が多そうです。アウトランダーの方が安いのでどちらを選ぶかは悩みどころのようですが、性能的に圧倒しているRAV4の方が人気が出そうです。
アウトランダーは新型の情報もあるので、本命はやはりそちらの登場待ちといったところでしょうか。新型が登場すればPHEV界の競争も激化しそうです。